高い生産性で利益確保
生産性の高い飲食店としてサイゼリアが有名ですが、ここはあえて
その会社は、大阪の「つるまるうどん」です。(すみません、ローカルネタで。)
このお店、いつの間にか街角に現れて、あれよあれよという間にあ
それもそのハズ、この会社の親会社は、まいどおおきに食堂や串家
さて、そのつるまる饂飩。食べた事ある人いますか?
かけうどん210円、つまり駅前うどんと同価格帯で、なおかつ美
つるまるうどんの強さ
つるまるうどんは、何がすごいのか?それは「割り切り」です。
今主流のうどん屋さんは、製麺機を導入にして、自家製麺、打ちた
しかし、このつるまる饂飩の麺は、なんと「冷凍麺」です。
冷凍麺をサッと熱湯にくぐらせて、うどんつゆかけて、ハイっ出来
その後、天ぷらや、おにぎりをセルフで取って最後にお会計をする
メインの饂飩はすぐに作る事が出来るし、客単価を上げる為の天ぷらや
元外食の経験者から見てもかなり高い生産性です。
(うどんは210円だがいろいろ付けると結局500円とか600円になる。)
この生産性は、本来うどん屋が一番こだわらなければならない製麺
味に関しては、その場で作る麺が旨いでしょう。(旨くない店もあ
しかしこの会社は「万人がまぁまぁ旨いレベルを達成できるなら冷
もちろん冷凍麺とはいえ、美味しくなるようこだわって作った麺を急速冷凍しているので、正直、駅前うどんと同価格帯とは思えないくらい美味しいです。
この会社の顧客ターゲットには「饂飩は手打ちが一番」
今日のお話は、誤解があるとまずいのですが、ちゃんと手間暇かけ
例えば、牛丼チェーン店。
あるチェーンは食券で注文します。
別のチェーンは注文を聞きにきます。
一方は効率を追求し、もう一方は顧客との接触を重視しています
大手ハンバーガーチェーンも同様です。店前に食券を置いて注文を
しかし、顧客との接触(感情、情報のやりとり)を重視しているの
その企業に於いて、何を重視するのか?を見失うと誤った生産性の追求となってしまいます。